検察審査会なるものは、本当かどうか分からないが、一般の有権者から「くじ」で選ばれているらしい。しかし、こういう選び方も、密室でされているので、どのような基準で選ばれているか分からない。日経新聞が伝えるところによると、今回の強制起訴を判断した、「国民」とやらは、男性5人、女性6人の合計11人で、平均年齢は30.9歳だそうだ。
これで本当にいいのか、と思うのは、小沢一郎という我が国でも、卓越した手腕を持つ政治家を、この国難の時期に、事実上、その政治生命を奪っておいて、検察審査会の11名については、匿名性を保ったままで、いったい誰が、どういう判断にもとづいて、この起訴を行ったかも分からない。
何度も取り調べを重ねてきた検察すら起訴できなかった案件を、証拠にもとづかなくても、この11名の主観で、誰であっても起訴できてしまうのである。これほどまでに、強大な権限を行使しておいて、我が国の政治に重大な影響を与えておいて、この11名が、国民に対する説明責任もはたさないまま、「匿名」のままでいることが、まず許しがたい。
そして、この11名が、ブラックボックスになっているからこそ、新たな既得権益層による体制維持のための、手段として利用できるのだ。 なんら民主主義のプロセスによって裁かれることもできない検察や、検察審査会の11名の連中が、我が国の政治をめちゃくちゃにしている。「国民からくじで選ばれた」と表向きにでも理屈か立てばなんでもできるわけである。